のび太の先生みたいに、「バッカモン!!」って叱ってほしい。叱られるのは、大人になってなくなってしまった。大人になってあるのは所詮人格否定ばかりで、そして僕もそれに負けず劣らず人格否定ばかり行っている。みんな、本当は人格否定をしたくないのに、みんな自分がやらなければやられるって感じてるから、そうせざるを得ないのだ。僕ははたして、愛情のこもった叱り方ができるのか、将来が不安です。

相手が、手に取るように分かることがある。

たまに、ある。

そんなとき僕は、大体鈍感なマネをして、じらすのだ。

相手は困って困って、僕は困ったその先に面白さを求めている。

余裕綽綽のフリして。

本当は、喉元に、ナイフが突きつけられるのもまったく知らなかった。


そう、起きてしまうと後の祭り。

色々起きてみて分かることがたくさんある。

たくさん、ある。

そして時間が経って分かることもたくさんある。

たくさん、ある。


後悔が活きないことも、たくさんある。

たくさん、ある。

抑えきれない何かも、たくさんある。

バカだなぁ、と自分でせせり笑う。


でも、こうやって、真剣に悩んでいられるのは

昔の失敗を覚えているからなのか。

それとも、たまたま時間があったからか。


As you know, Mrs.…

短い間で分かったろう、あなたも。

僕は、えてさて、まともな人生を歩んだことがあるのだろうか。