2014-06-14 鍵を忘れてオフィスに一旦帰った時の話。 よう考えれば 買い物を終えて、重い荷物で汗でシャツがベタついて、 日も沈み始めた中*1、オフィスで鍵を取って外に出た。 仄かに暗くなり始めて、ベタつくシャツに、昼の残暑と落ち着き始めの湿気を感じた時、 何故だか夏祭りの気分がした。 ここイタリアだし、歩いている人達も皆イタリア人、 浴衣も、花火も、ない。 アブラゼミの鳴き声なんてなければ、祭り太鼓の音も遠くから聞こえない。 それでも心は憶えている、この空気。 あと少なくとも2年は、この空気を味わえないのが、ふと残念な気持ち。 *1:って言っても21時前だけど。