ヨーロッパの夜に書いているので全て1日前の記述。

昨日一昨日は妻の病院の付き添い。無痛分娩で出産をするので、その前の麻酔科医との面談があり、その前日に血液検査や心電図チェックなどを行うわけだ。流石に麻酔科医とのコミュニケーションを拙いイタリア語で出来ると思えないので、ミラノの日本人内には知られているMさんにお願いする。予約までしてもらう上に、2時間ちょっとで結構なお値段。まぁ必要経費。

基本的に日本人どころかイタリア人医師までもびっくりするのだが、日本だとまだまだ知名度が高くなくてリスクばかりが強調されている無痛分娩。ヨーロッパでは一般的な事なので、実はイタリアの方が日本で行うよりも遥かにリスクが低い。特に無痛分娩で行うと出産後の体調回復も早いので、こちらでは結構勧められることも多い。

でも昨日知ったのが、どうやらこちらの助産師も、やっぱり自然分娩を推奨するらしい。実際麻酔科医の許可が取れても、いざ出産の時には助産師もそんな事の確認すらしないんだとか。それはやっぱり無痛分娩になると医療行為になるので、色々面倒なのだとか。さすがイタリア、面倒という単語が出てくる辺り「イタリアらしい」のだが、そんなイタリアよりも遅れている日本は、たまにどうかと思う。日本は先進国ぶっているけれど、本当はカビの生えた事に囚われている事も多い。それに気付かない限り、今の閉塞感ある現状は打破できない、もしくは閉塞感を感じなくてもその内に頭打ちになるのかと思う。

まぁたかが出産の話。専門家に物申すつもりもない。

今日は一日中仕事。昨日は夜フットサルしに行き、今日は仕事を早めに上がって、妻のマタニティフォトを少し撮影してあげて、そしてちょっと仮眠を取った後ウォーキングメインで運動した。