最近は僕の周りの事で辛い

イビサに行き、折角レンタカーもしたのに、カメラのセンサーがどうやら壊れたらしく、半分以上の写真が部分白飛びでおじゃんになってしまった。悲しい。夕陽を撮るために三脚持って行ったのに、単なるスーツケースの重りになってしまった。

その上、バレンシアに行って、月曜有休まで取ったのに、ひたすらホテルで寝ていた。一つはあまり体調が優れなかった事。ただもう一つは、やはり前日にカメラが壊れたのがショックで、バレンシアの観光スポットにそこまで魅力を感じていなかったのもあって、撮影旅行にきていた意味を見失ってしまったこと。

ついでにもう一つ言ってしまえば、暇潰しにDLして読み始めたBLEACHが、気になっていた主人公の生い立ちをどうしても読みたくて頑張って読み進めていたのもあった。ずっとホテルにいた。結局74巻の内の、かなり後ろの方になって分かったよ。

あの漫画は悪いけれど、雑誌で読んでいた初期の頃の方がやっぱり断然面白くて、いつの間にかついていけなくなった部分は一気に読んだ後もあんまりついていけてない。個人的には幽遊白書を、登場人物超多くしたマンガのように思えた。勿論キャラが立っているのだが、いかんせん、ハゲと赤髪の存在がごっちゃになる。ほんで何番隊の隊長と副隊長が誰でどういうコンビなのか、さらにごっちゃ。そして不知火舞さん並みのはだけた巨乳のエロシーンを探せど、殆ど見当たらない寂しさもある。

ONE PIECEなんかはそうじゃなくて、雑誌でついていけなくても、まだ単行本で読むと繋がって補完できる。BLEACHは読まなくなって仕方ないと思った。

それでも名作だと思う。あぁ、そういう設定だったか、だからなのか、という伏線はしっかり回収出来ていたと思うし。ひたすら仮面の軍団と戦うストーリーだと思ってたけれど、それは実は途中までの話で、それ以降は違う能力の話のストーリーも出てくるあたり面白かった。うん、でもそれも幽白だよな。

 

さてさて、日記は置いておいて。

なーんか、妻と義母の戦いが修復不可能にまで発展し、もはや妻と子どもが日本にいる理由がない。なのに3週間もまだ帰国便を待たないといけなくて、妻の愚痴をまだこれからも聞かなければならない。

妻の愚痴を聞くのは全然いい。彼女が言う事は間違っていないと思うし、それくらい義母がエキセントリックだから。しかし愚痴を聞いても、1万キロ近く離れた場所では何もすることが出来ないので、ただただ心配だけして、無力感に苛まれるだけ。これが辛い。そして義母は、自分の行動を振り返る?マルクス・アウレリウスって誰?みたいな人だから、僕の方からアプローチするとこちらにまで攻撃されかねないので、余計何もできない。あと、他人のケンカに入ったところでロクなことがないのは目に見えている。僕はいわば、ストレスの捌け口にされて、それはそれでいいのだが、僕の捌け口はいない、そんな状況にいる。

しかし、義母も本当に無責任で、それが余計に腹が立つ。3月末に僕と一緒に帰ってくるはずだった妻を、わざわざこちらに連絡くれて、残らせたいと思います、でも寂しくないですか、大丈夫ですか、その代わり私が娘の帰国時にイタリアへついていきます!と決断してくれてたんだから、お願いだからその言葉に責任を持って欲しい。イタリアにいるより日本にいる選択肢は、イタリアにいても僕の出張が多くて、日本にいた方が妻はサポートを受けやすいという理由なんだから、妻のサポートどころか心療内科に通わせるほど追い詰めたり、墓前で殴りかかったりするような責任感の無さは、正直呆れ果てるのみ。さらにGWにウチの両親と会う、妻の帰国便に同行する、そんな大事な事が現時点での関係性で出来るのか。

最初に連絡をくれたのは嬉しい。それは昨年つい衝突した時にお願いした事を守ってくれてて、それだけでも僕を、お義母さんのためにもっと頑張ろうと誓うくらい、感動させた。ただその感動の反動で、あまりの無責任さがより僕をがっかりさせるのだ。

そして妻も妻だ。了承したのだから、頼むから必ず一歩引いてほしかった。どうせあと数週間なんだから、ガス抜き出来る距離感をもう少し前に取れなかったのかな、と思う。

ただ彼女はこれまでの経緯もあって相当病んでいたのは分かるし、心療内科に通ったり、僕に四六時中メッセージをくれたりするくらい追い詰められているので、流石にそこまで責められない。寧ろ頑張ったと褒めてあげるべきだと思う。

さて、こんな時イヤになるのは、自分に金がない事。高給取りでもない事。金なんて心配するな、もうホテルに残り3週間泊まっておきなよ、なんて言いたいのに、でも言えない。ごめん、悲しいよ。

あぁ、世の中金じゃない、なんて若い頃は思ってたけれど、世の中金だよ。そうブログ書き始めた時の野郎に伝えられないかな、と思ったりする。