明日明後日はセンター試験です。僕に携わったすべての受験生が、万全の状態で、自分のベストを尽くせるように祈っています。特にカクさんは、今年こそ受けはるので、頑張ってほしいなぁ、とさり気に思うのです。そう、思うのです。僕は思うだけしか出来ません。皆、頑張ってください。
寺山修司を読むと、数え切れないくらいのエロスについて僕らが自分の人生における知識を総動員してでも説明したくなるのを、何故か肯定された気分になる。「社長室」でこの本を発見し、勝手に借りていきました。
ぼくが狼だった頃―さかさま童話史 (1982年) (文春文庫)
- 作者: 寺山修司
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1982/05
- メディア: 文庫
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あの、系が違う僕が本来いては場違いな部屋に、3日連続で居座って、やることがなくなった昨夜は「スラムダンク」と「寄生獣」を全巻読みました。読み始めると、途中寝たのも含めて12時間くらいはポテチ以外の食事を摂らなかった。
- 作者: 井上雄彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1992/09/04
- メディア: コミック
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「スラムダンク」は初めて読みましたが、あれは良い漫画ですね。少しリアルになった「タッチ」やと思いました。何より、花道が成長していくもなお、スーパープレイヤーではない、というストーリーが素晴らしい。ちなみにこの巻は最後に「安西先生・・・」があるはずです。あの三井の葛藤部分が大好きです。
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/03/15
- メディア: コミック
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「寄生獣」は高校時代に一度読んだことがありました。当時こんなストーリーが自分の読んだ過去にはなくて、たった10巻を一気に読破した記憶があります。そして改めて読んでも同じ印象を受けました。ただ、昔よりは少し新一の態度の変化(成長)がよく分かった。
最近、「ネヴァーマインド」の成功に戸惑ったカート・コバーンが、色んなメディアや有名人からの陰口に辟易して"Just say it...(ほざいてろ)"と答えた理由がよく分かる。あの「ほざいてろ」の訳を作った人は素晴らしい文学的センスだなぁと僕は何度もしみじみ思うのです。