最近は僕の周りの事で辛い

イビサに行き、折角レンタカーもしたのに、カメラのセンサーがどうやら壊れたらしく、半分以上の写真が部分白飛びでおじゃんになってしまった。悲しい。夕陽を撮るために三脚持って行ったのに、単なるスーツケースの重りになってしまった。

その上、バレンシアに行って、月曜有休まで取ったのに、ひたすらホテルで寝ていた。一つはあまり体調が優れなかった事。ただもう一つは、やはり前日にカメラが壊れたのがショックで、バレンシアの観光スポットにそこまで魅力を感じていなかったのもあって、撮影旅行にきていた意味を見失ってしまったこと。

ついでにもう一つ言ってしまえば、暇潰しにDLして読み始めたBLEACHが、気になっていた主人公の生い立ちをどうしても読みたくて頑張って読み進めていたのもあった。ずっとホテルにいた。結局74巻の内の、かなり後ろの方になって分かったよ。

あの漫画は悪いけれど、雑誌で読んでいた初期の頃の方がやっぱり断然面白くて、いつの間にかついていけなくなった部分は一気に読んだ後もあんまりついていけてない。個人的には幽遊白書を、登場人物超多くしたマンガのように思えた。勿論キャラが立っているのだが、いかんせん、ハゲと赤髪の存在がごっちゃになる。ほんで何番隊の隊長と副隊長が誰でどういうコンビなのか、さらにごっちゃ。そして不知火舞さん並みのはだけた巨乳のエロシーンを探せど、殆ど見当たらない寂しさもある。

ONE PIECEなんかはそうじゃなくて、雑誌でついていけなくても、まだ単行本で読むと繋がって補完できる。BLEACHは読まなくなって仕方ないと思った。

それでも名作だと思う。あぁ、そういう設定だったか、だからなのか、という伏線はしっかり回収出来ていたと思うし。ひたすら仮面の軍団と戦うストーリーだと思ってたけれど、それは実は途中までの話で、それ以降は違う能力の話のストーリーも出てくるあたり面白かった。うん、でもそれも幽白だよな。

 

さてさて、日記は置いておいて。

なーんか、妻と義母の戦いが修復不可能にまで発展し、もはや妻と子どもが日本にいる理由がない。なのに3週間もまだ帰国便を待たないといけなくて、妻の愚痴をまだこれからも聞かなければならない。

妻の愚痴を聞くのは全然いい。彼女が言う事は間違っていないと思うし、それくらい義母がエキセントリックだから。しかし愚痴を聞いても、1万キロ近く離れた場所では何もすることが出来ないので、ただただ心配だけして、無力感に苛まれるだけ。これが辛い。そして義母は、自分の行動を振り返る?マルクス・アウレリウスって誰?みたいな人だから、僕の方からアプローチするとこちらにまで攻撃されかねないので、余計何もできない。あと、他人のケンカに入ったところでロクなことがないのは目に見えている。僕はいわば、ストレスの捌け口にされて、それはそれでいいのだが、僕の捌け口はいない、そんな状況にいる。

しかし、義母も本当に無責任で、それが余計に腹が立つ。3月末に僕と一緒に帰ってくるはずだった妻を、わざわざこちらに連絡くれて、残らせたいと思います、でも寂しくないですか、大丈夫ですか、その代わり私が娘の帰国時にイタリアへついていきます!と決断してくれてたんだから、お願いだからその言葉に責任を持って欲しい。イタリアにいるより日本にいる選択肢は、イタリアにいても僕の出張が多くて、日本にいた方が妻はサポートを受けやすいという理由なんだから、妻のサポートどころか心療内科に通わせるほど追い詰めたり、墓前で殴りかかったりするような責任感の無さは、正直呆れ果てるのみ。さらにGWにウチの両親と会う、妻の帰国便に同行する、そんな大事な事が現時点での関係性で出来るのか。

最初に連絡をくれたのは嬉しい。それは昨年つい衝突した時にお願いした事を守ってくれてて、それだけでも僕を、お義母さんのためにもっと頑張ろうと誓うくらい、感動させた。ただその感動の反動で、あまりの無責任さがより僕をがっかりさせるのだ。

そして妻も妻だ。了承したのだから、頼むから必ず一歩引いてほしかった。どうせあと数週間なんだから、ガス抜き出来る距離感をもう少し前に取れなかったのかな、と思う。

ただ彼女はこれまでの経緯もあって相当病んでいたのは分かるし、心療内科に通ったり、僕に四六時中メッセージをくれたりするくらい追い詰められているので、流石にそこまで責められない。寧ろ頑張ったと褒めてあげるべきだと思う。

さて、こんな時イヤになるのは、自分に金がない事。高給取りでもない事。金なんて心配するな、もうホテルに残り3週間泊まっておきなよ、なんて言いたいのに、でも言えない。ごめん、悲しいよ。

あぁ、世の中金じゃない、なんて若い頃は思ってたけれど、世の中金だよ。そうブログ書き始めた時の野郎に伝えられないかな、と思ったりする。

まーたケンカ

明日はイビサ島、明後日はバレンシア

そりゃ、僕自身で決めたことなんだから仕方がないのだが、如何せん、行く気がしない。つい先日もFacebookで、世界を飛び回って素晴らしい、みたいな事を言われたのだが、いやいや、正直言えばもう疲れたんだと思う。

毎回スーツケースの準備して、何を持って行こうか、何を持って行かないか、何を着ようか、何着必要なのか。最近の航空会社は特に荷物にうるさいので、その分重量を計ったり、規程を確認したり、場合によってはどの鞄やスーツケースにするのか。また、何時に出るのか、車かバスかタクシーかどうやって行くのか、車だったらパーキングは抑えたか、現地での移動手段はどうすればいいか。仕事だから、客先行った時に話すトピックは何か、いつまでにそのプレゼンを作ればいいか、その材料をいつまでに調べておくか。

インターネットが発達している世界だから、出発間際になっても色々調べられて、最悪お金さえ出せばあり大抵のものは大丈夫なんだが、如何せん、もう頭を使うのに疲れた。もうほとほと疲れた。一つの場所でゆっくりしたいのだ。そして妻や子どもがいる、今までの日常生活を過ごしたいんだ。

これは年末からだと思う。年末は本社出張、クリスマスパーティーの後にすぐ日本帰国。日本帰国とはいえ東京のホテルで1週間、愛知の実家で1週間、京都の妻の実家で2週間、その後名古屋に1泊帰り、中国は寧波に3泊、京都で週末は過ごして、今度は東京で1週間上司と過ごし、それから一人でイタリアに帰国。2月に本社に行く以外は結局どこも出張に行かず仕舞いだったけれど、3月も下旬に帰国。東京1泊、名古屋で2泊、京都で2泊して、香港行くために関空1泊、香港で1泊、関空で1泊してから鳥取へ行きその日の内に愛知の実家へ行き1泊、早朝長野にバスで向かって夕方バスで東京に行き、そこから社長、副社長と行動して3泊、イタリア帰国後、これまたすぐに本社出張。流石に9月の時は日曜午後イタリア着、月曜早朝発だった辛さがあって、月曜休みにしたが、それでも1週間ほぼフルでウィーン。帰って土曜日過ごした後、日曜からドイツ入りして、火曜夜遅くまで。そしてまた明日日曜からスペイン入り、火曜夜遅くまで。

大体、観光を入れるしかなかったのだ。出張のスケジュールが決まるのが、遅すぎる。直行便がなくなってしまって、結局経由するけれど、移動で昼間を使いたくない。なら朝移動、昼遊んで、夜移動の方が良いと思った次第。だから自分で決めた。

 

しかし、一人で観光なんてしたって仕方がない。いつの間にかお一人様じゃ生きられないとかそういう訳ではなく、元々出不精の性格だから、人といないと面白くないのだ。妻が旅行大好きで、性格的に合う人で本当に良かったと思うが、その分彼女がいないとさらに面白くない。

こんなに面白くない理由が揃っている上に、結婚しているから、現地でナンパする楽しみもないし、アバンチュール過ごすなんて考えてもいけない。いや、頭をよぎらない訳じゃないけれど、後腐れなかった事が今まで一度もないから、結局尻込みするのだ。ほら、さらに楽しくない。

それなのに妻は、僕のことを親友みたいなものとか言うから、頭に来る訳だ。そしてLINEで軽い言い合いになった訳だ。僕が変な事言ったのが悪いが、過剰に反応してきた彼女にちょっと返す気がなくなって、少しケンカみたいになった。

あのな、いつまでも新婚じゃないし、回数も激減したとはいえ、結婚生活のパートナーだからこそお前にしか話さない事も沢山あって、毎日のようにコミュニケーション取り合ってる。その気楽さが親友に似ているのは僕も分かる。でも結婚生活のパートナーだからこそ、恋愛とかの火遊びに終止符打って、家庭第一に考えてるのだ。それが親友だと。親友程度の間柄だったら、僕は女の子落とす楽しみをまだエンジョイさせてもらうぞ、コノヤロー。結構我慢してるんだからな、この数ヶ月は特に。

大体、妻の実家は女性陣がうるさい。うるさいというのは、自分たちのやりたいようにやる、という意識が強くて、自分たちの気に食わない慣習は、やれ、前時代だと言って、やりこめる。それでいて、男性はああするもの、こうするものという片側のジェンダー感だけは残っていて、そこの男女不平等は知らんぷり。そしてそこを責めたてられると、私とあなたの価値観は違う、とのたまうか、泣き始めるか、だ。

妻が言っている事は、所詮その根幹が義母から来ているようにしか見えないのだ。彼女を馬鹿にしたい訳じゃない。みんな、嫌ってたって家族の価値観が多分に影響する。でも義母に、いつも独りよがりの考えを自己正当化して変わる気がないと嘆くのなら、自分だってそれとなんら変わらないよ。僕が妻のことを「嫁」と言わないのも、彼女の価値観として嫁という雑な言葉で扱われるのはイヤだと言われて、それに僕が合わせているのだ。なのに僕が言う、例えばお願いする事は命令形じゃなくて柔らかく言って欲しい、と言っても未だに聞いてくれない。

まぁ僕かて自分の価値観を曲げないように彼女には思われているかもしれない。妻が合わせてくれている事だって、気付いてないだけかもしれない。それに、そういった諍いは、夫婦を夫婦として見ないから始まるのかと思う。僕はもっと妻の事を、恋愛相手として扱うべきなのだろう。

人が亡くなるということ

何故血の繋がっていない僕がただ悲しい気持ちになっているのか

妻の祖父が亡くなりました。享年は、あれ、お幾つだったんだろう。90歳か91歳だったんだと思う。ある意味大往生ですが、それでも老衰ではなくて、末期の胃癌だったというので、世界は怖い。あの御年齢でも老衰で死なない可能性があるのか。

個人的にはやっぱり悲しかった。ふと考えるだけで涙が出てきてしまった。幸い妻と子どもはまだ日本にいて葬儀に参列できるようだけれど、僕は残念ながら難しい。結納後にお会いしたのが初めてだったので、たった3年程度の付き合いだったけど、それでも寂しい。妻から色々お話は聞かされているのだ。良い面も悪い面も、その分妻が持つ愛情でより立体的になっているのだ。だから、じっとしているとやはり涙が零れてくる。

ただ様子がおかしい。妻からのLINEが非常にやさぐれている。なんと誰も死に目に会えなかったという。あれ、何で?胃癌と診断されて余命早くて1週間と先週言われて、それで家に介護用ベッドを持ってきて余生を過ごさせたのではなかったのか。

亡くなられた晩、妻は義母と相当な喧嘩になったらしく、あまりに彼女はやさぐれていた。妻は怒るといっても、自分から積極的に喧嘩を売ったり、相手にきつく言われて反射的に声を上げるタイプではないので、よほど義母の事が頭に来たんだと思う。しかもこれが御霊前で、というのがこれまたよほどに輪をかける。

一つがその義祖父に対する扱いで、余命僅かの状態だから、常に誰か置くべきだという義叔母の意見に妻は非常に賛同していたのだが、義母はかなり放置していたようだ。ベッドは離れで、余程大声を出さないと居住圏内のリビングや台所に届かない。命の炎が燃え尽きる時、義祖父はナースコールを押したようなのだが、それよりも書類への署名を優先させてしまったそうだ。僕だけじゃなくても、義祖父の最期の気持ちは計り知れない。

もう一つが、その後の親族の集まりでの場の義母の態度で、妻のことは罵るわ、嫌いな親族は本人を前にしてバカにするわ、散々だったそうな。お酒も入っているから仕方ないのだが、おいおい、故人をほっぽっといて、何故別の話題になるのか、訳がわからない。その中でいつもは抑え役の義叔母が大激怒し、それに乗る形で妻も、義兄まで義母と喧嘩する事になる。その後の御霊前は記載の通り。

義母は、確かに攻撃的な人間だが、妻が怒っている事は何かしら正当な理由があると分かっているはずなのだ。それなのに御霊前で妻に殴りかかる程の事だから、余程癪に障ったのだろう。また、義理人情に篤い人なので、きっと後で後悔するだろう、相当な暴言を吐くくらい、感情が抑えられなかったんだろう。

目の前にいる妻は否定するけれど、僕くらいは義母が悲しさを騙して憎まれっ子になったんだと思いたい。ただ悲しんでしまうと死にたくなってくるような、そんな悲哀を自分から騙すようにしているんだと思いたい。さてはて、実際はどうなんやら。

 

妻を慰めた一日だったが、でもね、こんなこと起きるならやっぱり別の日に起きてほしかったと思う。折角の場なんだから、思いっきり故人を偲んで欲しい。今一人身の僕だから、誰とも対面で共有できなくて寂しいんだ。だから対面でいる今は、思い切って悲しんで、現実と向かい合うしかないのだ。

まぁ僕がその場にいたわけではないので、説教なんかできる立場ではないけれど。

しげる、お前ほんと何であの時あんな投稿しやがったんだ、お前にそんな事思わせたやつ本当に一体誰なんだ、ぶっ飛ばしてやりたい

忘れないための雑記

2週間、日本と香港を回る。

最初の到着は月曜日、偉大なる先輩と音楽談義を池袋で。場所とかはほんと直前に決めて、ちょうど西武池袋線沿いの外出先だったから、と優しい言葉をもらった上に、サンシャインまで来てもらえませんか、と生意気な事をヌカす。サンシャインシティの3階、寿司屋に結局行く我々、実は寿司屋率がかなり高め。

その後は高校時代の友人と。彼の家に泊めてもらった。彼は僕の初めての人で、高校2年の時だった。しょっちゅう彼の家に行って、二人でただひたすら遊んでた。すごい事も見せてもらった。こんな風に書くとまるでやらしい事だが、いやはや、初めて自作曲を発表した文化祭に彼と二人で出たというだけ。すごい事とは、ちびファイアーマリオというヤツで、いとも簡単にそんな状態にしてくれる彼が、僕は本当に好きだった。

彼とは、その後僕が地元の大学へ、彼は東京の専門学校へ行った後も仲良くしていたし、それは未来でも願っていた。大学2年の時に初めて東京に行った時も、駒場東大前の彼の下宿先にお邪魔した事もある。

でも非常に残念なことに、いつだったか、大学時代の後半頃、これは僕に対しての愚痴なのか、と思う投稿をmixiで見つけてしまって、それ以来彼から連絡は来ないし、僕から連絡もできないし、とずっと疎遠になってしまった。

しばらくして後、親友に、なんか昔俺あいつに嫌われたかも、という話をしたら、俺もそう思ったけどどうやら違うらしいよ、と親友から教えてもらった。その時連絡していれば、と今更ながらに思う。今でこそ、厚顔無恥なやつの方が世の中を上手く渡れると知っているのだが、当時の僕はそんな事も思わず、やっぱり彼に嫌われているかもと思い、連絡を取らなかったのだった。

その失われた時は、本当に非常に残念な事で、僕はその後就職で東京に数年居つくことになるし、彼が近くにいたら、もっと色んな遊びができたのに。幸い親友の結婚式で10年ぶりくらいに再会することができて、それで久々に連絡を取ることができた。

泊まった時、時差ボケで眠かったのだが、話が尽きなくて、というより僕が知らない話(インディーズゲームとか)を散々されても親切な彼のコメント付きで楽しく過ごせたし、共通の話題になってもあまりに止まらないから、わざわざ話を切ってまで眠らせてもらった。

本当ならもっと長い時間滞在したかったし、また来週にでも行きたい気分になった。しかし、自分はもう独身ではない上に、東京住まいでもない、あまつさえ日本にすら住んでおらず、妻も自分も東京から離れた場所の出身地なのだ。それに東京で他に会いたい人なんてもっと沢山いる。

月日は残酷だ。会いたい人と、会いたいタイミングで会えない事もあるのだ。それは人生をある程度まで進めば分かるのだが、実は取り返しのつかないことになる事もあるのだ。そりゃ、今からだって遅くない、と思うのだが、今の自分は残念ながら彼を上位に入れられないのだ。なんせ妻や子ども、実の家族、義理の家族もいて、仕事の付き合い、趣味の付き合い、地元の親友、これら全てに僕は時間を優先的に割くわけで、彼がいくら最高の野郎でも、地元の親友枠に入ろうとも、もはや大きく時間を割けない。そんな悲しい事実が人生なのだ。

 

それ以降はまた明日書こうと思う。

ヒマというのはいかん

市川一家4人殺人事件を読みました。

何かの弾みで行き着いた殺人事件を読んだ。Wikipediaなのにしっかり書かれている。

いやはや怖い。本当にこんな惨たらしい事件が過去にあったとは。足立区の有名なコンクリ殺人も読んでて怖くなるけれど、この事件もそれと同じくらい、読んでて怖い。

なんか大学時代か、社会人になって、日本の凶悪犯罪事件を詳細に記載する「無限回廊」というサイトに結構ハマってました。

無限回廊 endless loop

このサイト主がしっかり調べられているんです。本当に読み応えのある文章で、なんだろう、何かのホラー小説を読むようで、でもそれが現実で起きた話で、しかも世界の中でも有数な安全大国じゃぱんで起きた話だから、ホラーフィクションなんかより遥かに背筋が凍る。それに僕かて、落ちぶれたりしたら将来こんな加害者になってしまうんじゃないかという恐怖や、また被害者になる恐怖を考えると身の毛がよだつ。行きすぎた恐怖ですよね。

でもしっかり調べられて書かれているせいか、事件は限られているし、今では更新がほぼないです。ちなみに上記の事件はこのサイトになかったから今の今まで知りませんでした。

 

さて。

家庭を持った今、こういう事件を読むと、さらに二倍の意味で怖くなります。二つは前述の通り、自分に関するもの。もう二つは、家族に関するものです。

自分の妻や息子が被害者になる場合、それはもう想像したくありません。もし生き残った方になったら、どうやって生きていけば良いんだろう。殺される場合でも、もし妻子がどうなるか分からない最初の被害者になったら、もしくは妻子の状態が分からぬまま殺されたら、死んでも死にきれない。幽霊にでもなって、悲惨でも良いから最後まで見たい。幽霊にでもなって、同じく幽霊になるかもしれない家族と一緒にいたい。この事件の場合、おそらく一番イヤなのは父親の殺され方で、尚更そのご無念が心に刺さる。いや、どの被害者にもなりたくないし、全員のご冥福を祈りたいですけどね。

あとは、自分の息子が加害者になる場合の恐怖。これから息子を育てていくし、そのイメージを今はたっぷり頭で考えているんですが、その自分のイメージが間違ってないのか、また自分が子どもに陰を落とさせるような行為をしないか、今ですら怖い。自分の行動が、息子にどんな影響を与えるのか。今は常に笑顔で世界を新鮮に享受している息子が、僕自身の行動次第でこんな恐ろしい事件を起こしてしまう人間になる可能性を考えると、恐ろしすぎる。正直、加害者家族になる事で後ろ指を差される怖さはあまりなくて、寧ろ後悔に押し潰される事の方が怖い。

 

そう考えると、防犯って大事だと思うし、また自分の教育方針も大事だし、あと地域の教育も大事だと思うし、また自分の行いでリスクを招くような事をしていないか鑑みたりもする。あぁ、世の中煽り運転が話題になってるけど、僕も結構人を急かす方なのよね。あと、人をやり込めようとする攻撃的なタイプの人間なのよね。自分は死なない、自分は危険な目に遭わないという漠然とした甘い考えに、僕もなっているんだと思います。でもそれって自分一人だった時はまだ良いけど、家族が被害を蒙る場合もあるんです。

僕が思うに、人間は一長一短で、良い面というのはその反面悪いことも孕んでるし、悪い面も良い面に昇華できることもある。それに自分を今更簡単に変えられないのだから、だからいかにネガティブだろうと生きるために、自殺しないために自分のことも肯定しなけえればいけないけれど、でもこの短気な性格は直した方が良いなぁ。

あぁ、今日は仕事相手にムキになってしまった。こいつ、ウチの会社のことナメてるんとちゃうか、と有無を言わさず叩きのめしたが、僕かてその相手の事を軽く見ていたかもしれない。謝るならそうするな、と言うけれど、やっぱり謝っておいた方が良いんだろうな。

あぁ、申し訳ない。僕は30代中盤になっても何も変わらないのだ。

そりゃ期待してないかって言われたらそういうわけじゃないけど、なんというか実際そういう場面になったら結局思い出して尻込みするんだと思う。

中国式K-TVの話

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眠たいんですが、妻の記事の宣伝しようと思ったので書き始めたら、案外筆が進むのでこっちも書こう。

最近写真を撮りっぱなしにしたままです。なんせ自分の時間がなかった。だからこんなフリータイムに色々見てるんですが、結構出張三昧だったりするんで、そういやこんなことあったな、報告したかったなって思い出す。

先月中国出張に行った時、初めて中国のK-TVってのを行ってきたんです。おぉ、日本の外のカラオケって、あの、女の子が付いてくるヤツや。正直、今まで東南アジアやら台湾やらで経験はしてたんですが、本場の中国では初めてで、行きましょうって誘われた時、ちょっとドギマギしてしまいました。

いやぁ、でも客は僕の都合なんて考えず、中国式のヤツに行ったんですね。というか若干郊外のそこには中国式しかないみたい。当然中国語できない僕は隣についてくる女の子とも一切会話できず。でも良い子が翻訳アプリを使ってくれてなんとかチャットしてコミュニケーション取れました。飲まされすぎるのもアレだし、ずっとチャットして、たまに歌を歌うくらいでほんと楽しかった。

そして助かったのが中国式だからこそ。話に聞いてた通り、お持ち帰りとかする雰囲気じゃなくて、終わったらありがとうってお金払って(接待なので出してもらって)グッバイ、というあっさりした感じで終わって良かった。僕だって妻帯者としての理性をこのままずっと働かせたいんだ。

まぁ一緒に行った人の中にはそのまま追加料金出してお持ち帰りした方もいました。あれ、カラオケルームではそんな積極的に話してたように見えなかったんだけど。

ちょっとビックリしたのが、聞いていた通り中国ではバーコード支払いが主流になってて、上記のカラオケへの支払いどころか、お持ち帰りの支払いまでバーコードで済ませてた。なんかバーコードで買われてくっていうところがすごく人身売買を感じて、でもよく考えたらバーコードだろうと札束だろうと、本質はなんら変わっていない。でもやっぱりバーコードで女を買う、なんかちょっと不思議。

 

さて、話を元に戻すと、楽しみ方がもう一つあって、中国の歌が聞ける事だった。つまり人が歌ってる曲を聞いてるわけで。これが結構良い歌が多かったのだが、ただ残念ながらネットは繋がってないし、メモを持っているわけでもない。結局殆ど忘れてしまった。

唯一覚えたまま帰れたのが、簡単で覚えやすかったその名も、海草舞。MVでは海藻みたいなダンスしてて、サビもキャッチーで、すぐに虜になった。

ちょっとダンス違うけど曲はこれっぽい。

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ダンスはこっちやね。

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サビの漢字も結構簡単で、中々良い事を言ってる。

多分、日本的な立ち位置だと、昔あった羞恥心とかそんな感じの曲なんだと思うけど、なんだろう、異邦の曲だからすごく許せる。羞恥心とか、当時の僕は羞恥心あるから全く聴けないよ、みたいなツラしてたんだけど。

そして思うのが、やっぱりキャッチーな曲で分かりやすい曲というのはウケるんだろう。簡単なダンスなんかあったりすると尚良し。そうか、異邦の人間だからこそ、シンプルな言葉が響くんだろう。

次は一体いつ中国行くのかな、その時の楽しみは、実は女の子でもカラオケでも、女の子と飲み合いするサイコロゲームでもなく、僕は音楽だと思う。最早近々行く予定があるわけでもないのに、今から楽しみ。

子ども見ないからどんどん子どもが自分の頭から離れていく。それでも出生の瞬間を思い出しただけで涙が出てくる。これだけは一生忘れないでいたい。

だらだら過ごしました。

だらだら過ごしました。なんか写真撮影に行こうと考えていたものの、Amazon Primeカリギュラをずーっと観てました。

だからこそテレビを持たないんだろう。元々テレビにそこまで食いつく人間ではないにせよ、テレビに慣れていないから、一旦見始めてしまうと止まらない。タバコとか薬物もそうです、時間があると人間何かしないと気が済まない。その時間を有効的に使えば良いのに、それをしなくなる。

今週は水曜に休みを取ってスタジオで遊ぶので、月曜火曜は封印しようと思います。